ラボグロウンダイヤモンドとは

Lab-grown
Diamond

ーラボグロウンダイヤモンド（Laboratory Grown Diamond)

ダイヤモンドは地球の深部において高い温度と圧力を受けた炭素が結晶になり数億年以上の年月を得て形成されます。ラボグロウンダイヤモンドは、同じ環境を研究室で再現し合成されたダイヤモンドです。

ラボグロウンダイヤモンドの組成は、地中から採掘された天然のダイヤモンドと全く同じです。
炭素を少しずつ結晶化して（育てて）いくという、高度な技術と手間を要する作業の中から美しいダイヤモンドが生み出されています。

ダイヤモンドは不燃物の有無や種類などによりいくつかのタイプに分類されます。

ラボグロウンダイヤモンドは全て『タイプIIa』です。
タイプIIaのダイヤモンドは不純物を含まず結晶化した状態で、タイプIaのダイヤモンドよりも硬く輝きがあります。
採掘された天然ダイヤモンドの中でタイプIIaのダイヤモンドはわずか2％であり、特に大粒のものは希少で高値で取引されます。

製造工程

Process

SOWING THE SEED

ダイヤモンドの種を
プラズマ反応器に入れます。

NURTURING GROWTH

数百時間さらされると、
種から原石のダイヤモンドへと
育ちます。

HARVESTING

プラズマ反応器から取り出して
カット、研磨してジュエリーと
なります。

ラボグロウンダイヤモンドの製造過程

薄くスライスしたダイヤモンドの種をプラズマ反応器に入れ、プラズマ反応器内にメタンと水素ガスを注入します。
マイクロ波を照射してガスをプラズマ状態にしプラズマ反応器内で数百時間合成し続けることで、ダイヤモンドの種の上にダイヤモンドの原石が育ちます。

ラボで生み出されるダイヤモンドは数週間で成長しますが、採掘されたダイヤモンドは地表下で形成されるまでに数億年かかります。
採掘された天然ダイヤモンドとラボで生み出されたダイヤモンドを判別することは、同じ化学構造を持っているためほぼ不可能です。
有限な資源であり採掘時の環境破壊、紛争問題、労働環境などが問題視される天然ダイヤモンドと、新たに生み出される地球環境に優しいラボグロウンダイヤモンド。同じ成分であるならば身に纏いたいのはどちらでしょうか。

見えてくる未来

Future

限りある資源を争いながら採掘し続ければ、
天然ダイヤモンドの輝きすら曇らせる未来が来るかも知れません。

ラボグロウンダイヤモンドを選択することが
当たり前になる未来が、すぐそこまで来ています。

取り扱い品一覧

Catalog

Shape 形	Carats 重量	Color 色	Clarity 透明度	Cut カット	Polish 研磨	Symm 対称性
RBC	1~3(ask4~6)	E.F.G	VVS1~VS2	ID,EX	EX	EX
OVAL	1~3(ask4~6)	E.F.G	VVS1~VS2	ID,EX	EX	EX
PEAR	1~3(ask4~6)	E.F.G	VVS1~VS2	ID,EX	EX	EX
RADIANT	1~3(ask4~6)	E.F.G	VVS1~VS2	ID,EX	EX	EX
CUSHION	1~3(ask4~6)	E.F.G	VVS1~VS2	ID,EX	EX	EX
EMERALD	1~3(ask4~6)	E.F.G	VVS1~VS2	ID,EX	EX	EX